研究概要

□□YUBAメソッド□□

2014年

2013年

▷株式会社エクシングと三重大学の共同研究報告
歌唱上達法「YUBAメソッド」のカラオケへの応用展開

(対象:愛知県東郷町立春木中学校 1年生  271名)

YUBAメソッドを実施したグループでのピッチエラーの平均値で,音程改善効果が高いことが分かりました。但しデータ収集時にインフルエンザなどで欠席した者及び調査期間中に明らかに変声期を迎えたと思われる者(例えば、校歌の歌唱声域が1オクターブ変化)ピッチの抽出が楽譜の4割に満たなかった者を除外しています。

2010年

▷株式会社エクシングと三重大学の共同研究報告 
カラオケが認知症に及ぼす効果,および歌唱上達法の応用について


論文・報告書

海外での講演・学会発表


□□YUBAピアノメソッド□□
 YUBAピアノメソッドとは,腕や手指の筋肉及び関節の機能をふまえて科学的な研究を基に,手指の最適なフォームや打鍵動作を実験によって検証し,効率の良いピアノの打鍵法を構築したものです。ここでの効率の良い打鍵法とは,音量や打鍵の速さなどが同じ条件の場合,筋肉への負担がより少なく,障害を引き起こしにくいことであり,このメソッドの開発により、疲労・障害、また弾きにくさなどの問題が解決できるようになりました。

 指の筋力トレーニングも,間違ったフォームで弾いていたのでは指を痛めるなど非常に危険です。手指の筋肉は無理に鍛えるのではなく、理屈にかなった正しいフォームで打鍵するうちに,手指を動かすのに必要な筋肉が自然に鍛えられていくのが理想的な学習方法です。


 機能的に運動させ,エネルギーのロスを最小におさえた奏法なので、基本的には殊更脱力のためのプログラムを必要とは考えていません。


 ピアノ等の鍵盤楽器の解剖学に基づいた奏法を確立することは,障害の要因を根本から取り除くことにつながると考えられます。

 そこで我々は,障害の要因とされる筋肉負荷が小さく,打鍵効率においても優れている奏法,さらに,その奏法の学習・習得を容易にすることを目的とする鍵盤楽器演奏練習器具を開発しました。

・腕や手指の筋肉及び関節の機能をふまえた最適な打鍵法の科学的研究
(神戸大学大学院総合人間科学研究科(現神戸大学大学院人間発達環境学研究科))

・鍵盤楽器演奏練習器具の開発に向けた研究
(神戸大学大学院保健学研究科,神戸大学大学院人間発達環境学研究科,三重大学大学院教育学研究科)
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